自転車キャンプに行こう 準備編
前回が新車紹介のみになってしまいましたから、今回こそ自転車キャンプの話題になります。
と思っていた時期が僕にもありました。装備紹介が長くなりすぎたので、今回は準備編…(・・`)
自転車キャンプを始めたのは今年の9月、納車はそれにあわせて7月ですね。あれ6月末だったかも。7,8月中にキャンプ道具を揃え、練習でデイャンプ(日帰りキャンプ)を2回やっています。
自転車キャンプ
ほとんどの人が車(レンタカー)かバイクを選ぶ中、僕が自転車キャンプをしたかった理由は
こんな感じの理由になります。
最後の星空はスマホのカメラではほぼ不可能なので、高級コンデジのSONY RX100M1の状態がかなり良いものを中古で購入しました。RX100の一番安いやつ。お金ないから仕方ない…。
定価は6万近くしますが、2019年現在7年前のカメラなので新品でも3万強で買えるコスパ抜群コンデジです。M1~M7という7世代分あり、なんと全て発売中です。お金があるなら3世代目のM3が機能が増えていておすすめらしいですね、ちなみに最新世代のM7は定価14万を超えております。
では早速キャンプ準備をしましょう。
キャンプの準備
まずは自転車用装備
- 自転車本体:種類は前回の記事にちょっと載せました。何を使うかはスタイル次第です。
- キャリア:ダポ穴があるなら使えます。ランドナーやスポルティーフはキャリア前提ですね。フロントキャリアを使うかは選択になりますが、キャンプ道具を積むなら分散配置が望ましいです。僕のリア一点集中は悪い例です。
- バッグ類:スタイルにより必要なバッグが異なります。グラベルロードなら大型サドルバッグ、フレームバッグ、フロントバッグ、フォークバッグ?(フォークマウント)など。キャリアを積むならサイドバッグorパニアバッグ、フロントバッグ、フレームバッグなど。このバッグ類だけでも高いです。防水性の高いものをおすすめします。防水を全て中で工夫して行うのは非常に面倒で、帆布製はヨレヨレになりやすいです。
- 固定ロープ:キャリアを使うなら。私はアウトドアショップに売っていた、荷物をまとめるタイプの少し伸縮するロープ(バックル付き)を4本購入しました。
キャンプ道具一覧
数が多いので表にします。
ざっと列挙しました。着火剤と衛生用品の字が誤変換おこしてます、直すのめんどかったすみません。
これ以上細かいものもありますがキリが無いので工夫の余地たくさんあり、ということで。少しだけ一番最後に記載しています。
ギア(キャンプ道具)の紹介・解説
1.テント
バンガローなどの簡易小屋、ロッジやコテージなどの宿泊施設を使うなら無くてもキャンプ気分は楽しめます。用意するなら2~3人用がおすすめ。ソロ用テントは基本的に1人が寝るスペースしかありませんし、前室(テントに付属する、寝るためとは別にあるスペース)もほとんど無い場合が多いです。前室はタープで確保してもよいですが夜間荷物を入れるスペースが無いのはちょっとね。
とはいえ、収容人数・価格・重量は何を犠牲にするか考えねばなりません。積載量が多少多く・重くなっても良いけどキャンプの快適性を重視するなら3kgまでの2,3人用テントを。重くて辛い思いをしたくなく、キャンプの快適性を犠牲にしていいなら1~2人用の1kg台のテントが良いでしょう。
私は小川テント(キャンパルジャパン)のステイシーネストです。自転車の盗難が怖く、前室に入れれるテントを探しました。まぁ入らなかったんですけどね…フレームサイズが小さければ入るかも。
一応カタログを載せておきます
- 2~3人用ドームテント
- 耐水圧1,800mm (フライシート&グランド部分)
- アルミ製ピンペグ付属
- グランドシート別売(6,000円)
- 重量3.1kg
- 収納サイズ45cm*19cm*19cm
- 定価63,800円(税込)
このサイズのテントとしては最軽量の3.1kg。高い快適性を誇り、ソロで使うには非常に広い前室・寝室。サイズ対重量で軽量と書いたもののはっきりいって3kgは限界の重さですねぇ。ネットで4kgを越えるテントが自転車キャンプに推薦されていたのを見たときは目を疑いました。ありえん。
あと超高いです。ネットで54,000円で購入後、近所のogawaの店舗でアウトレットを開催しており3万円台で売ってたときの絶望感といったらもう…。
キャンプするのに峠や山は絶対通りません、なんてことないですよね。通ることの方が多いんじゃ?僕はフルキャンΔ装備で20kgです。(車体重量含めると34~35kg)
マジでね、きついのよね、坂。埼玉県の白石峠を足つき無しで上るので精一杯でした。
ってことで2人用2kg前後が一番バランス良いかも。と思いました、まる。
収納サイズについて、45cmは限界サイズといってよいです。それ以上はキャリアからはみ出る部分が大きすぎます。軽くて安価な中華テントもありますが、収納サイズにはくれぐれもご注意を。50cm超えるとかなり辛いと思われます。
2.グランドシート
テントの部分で別売、と触れたものです。テントはそれだけあれば解決、というわけでは残念ながらありません。必要なのがグランドシートです。テントの下に敷くシートですね、普通のメーカーであればそのテント用サイズのグランドシートの商品もあります。中華メーカーはわかんないです、すみません。
テントのグランド部分の保護や、浸水防止、小石から多少身を守ります。これが無いと芝生サイトにちょこっとある小石でもテントに穴が開きます。というか石が多い河原サイトだとグランドシートがあっても小穴があいたりします。また、テントの耐水機能が高くても濡れた地面と直接接すると不快&結露被害があります。気をつけてください。
耐水圧は最低1,500mmが一つの基準で、出来れば2,000mm欲しいです。テントも同様ですね。1,500mmがある程度の雨でも浸水しないレベルと考えて良いらしい。ここはちょっと不確かカモメ。
3.タープ
無くてもよいです。日除け・雨よけのシートのことで、テントの前に出して屋根を作ったりテントの上に立てて遮熱効果を高めたりします。前室の小さいテントであれば(特に雨なら)必要になります。自分のテントと重量、積載量、価格とご相談で。
私のステイシーネストには必要ありません。車が自由に使えるなら持ってくけど。
4.寝袋
この寝袋を選ぶのがまた大変です。種類が豊富すぎます。素材には大きく分けてダウンと化繊があります。詳しくないので特徴を。
ダウン
- 小さくてすむ
- 非常に高価
- 湿気に弱い(中まで濡れたら終わり)
- 収納状態で保管できない
化繊
- 大きい
- 高価だけどダウンに比べれば安価
- 濡れても場合によっては何とかなる
- 収納状態で保管できる場合もある(収納袋が小さく、収納するのにかなり圧縮する場合は不可)
快適温度、最低限使える温度等色々な表示があります。快適温度を調べましょう。
冬キャンしないなら3シーズン用を快適温度目安で購入すると良いかも。お金があるか、初心者であることのリスクを負っても小さいほうが良いならダウン。それ以外で冬用じゃないなら化繊で良いと思います。冬は流石にダウンじゃないと荷物が…。
形もなんかいっぱいあります。冬はマミー型が良いそうです。
僕はモンベル アルパインバロウバッグ#5(化繊)をとりあえず購入してます。標高900m弱の9月末は快適で、標高800mの10月末では寒すぎて何度も眼が覚めました。対策無しで寝られるのは10月初旬まででしょう。
忘れがちなのが適応身長。nangaのレギュラーは175cmまで、モンベルのノーマルは183cmまでが適応だったはずです。僕が使ってるアルパインバロウバッグはそこまで生地が伸びるタイプではないため、入るときにやや窮屈でした(身長175~176cmくらい)。少なくとも身長+5cmが適応の範囲内にあるものが良いと思います。適応ギリギリは使い辛いというかほぼ使えないような。僕みたいに175cm以上の人はロングの購入も検討しましょう。
シュラフカバーなんてのもあります。寝袋は化繊だったとしても基本濡らしてはいけません、ダウンに至っては濡らしたら1発アウトです。保温力を高めて寝袋が濡れるのを防ぐ目的で使用しますが今は使用しておりません。中にはダウンでも防水加工ダウンを使ったり防水生地で作られた寝袋もあるので絶対必要ではないです。
現在冬用寝袋として山渓×ナンガのオーロラDX600を購入検討中です。ナンガと山渓が共同企画した商品でナンガのオーロラライト600より250~350g前後重く、そして9千円~2万円ほどお安くなっています。2万円ほど安いオールブラックは納期2~3ヶ月なので注意。僕はちょっと高いけどカモ柄ですかね、冬キャンプ予定に間に合わないので。
5.マット
寝袋だけでテントにねっころがっても痛いだけです。マットを使いましょう。それと断熱効果、冬じゃなくても地面はかなり冷えます。
マットがあっても痛いのでなかったら冷えと痛みで悲惨かと。
マットもいろんなタイプがあり、自己膨張マット・エアマット・蛇腹マットタイプとさまざま。ランドナーでキャンプツーリングをしていたって方いわく、デカイけど蛇腹タイプが一番よかったとのことで蛇腹マットを購入。身長175cmですが、長さ150cmにしました。デカイからねぇ、足先が出るのは我慢。
他にネットでおすすめされてるのは自己膨張マットか自己膨張&エア注入式タイプ。ちっちゃくなるからね。
蛇腹タイプでも朝起きたら体が痛かったよ…。
6.枕(ピロー)
服やタオルで何とかすりゃいいやと持ってませんでした。でも要りますね、眠れん。
どんなのがあるか目下物色中。
→購入しました。
プロモンテ 0171:ひだまり山荘さんで飯能ジャージを購入するついでに購入。自己膨張式の枕ですが、ほっといてもあまり膨らまないので手を筒状にして口をつけずに吹き込みました。僕はエア式ピローのバインバインな感触がダメで、なおかつエア式は空気漏れが発生するようになるとの情報があり避けてました。しかしこれは非常に良いです。
お値段は確か1500円ほどだったかな。縦20cm×横35cm・高さは8~10cmくらいか、割と適当数値です。つるつるかと思いきや肌触りはよく、商品を見て決めました。
感触も思ったほど悪くなく、収納時は片手サイズ。
7.バーナー&ガス缶
コンロ備え付けの炊事場が利用可能なキャンプ場でもあった方が良いです。他の利用客で埋まってたり、そもそもそこまで食材を運ぶのも大変。
何かあったときの保険として持っていくべきでしょう。種類はCB缶とOD缶の2つ。
家庭にもある細長のカセットボンベがCB(カセットボンベ)缶。太くて低いのがOD(アウトドア)缶です。CB缶は入手性抜群・安価なのに対し、火力、耐衝撃性能に劣ります。落車やバッグをぶつける可能性のある自転車キャンプではOD缶が良いでしょう。だだし、ちょっと高くなり入手性は下がります。
CB缶もOD缶も寒冷地タイプとノーマルタイプ、OD缶には更に極寒用もあります。ガスは環境によって火力安定性が変わるので注意して購入してください。
私はプリムス P153を使用しています。超コンパクトで軽量タイプ。
※ジェットボイルについて
熱伝導効率がとても良いことで有名なジェットボイルですが、火力自体は高くないためお湯を沸かしたり茹でたりすること以外の調理に向いていないと言われてきました。
ですがお店で聞くと高火力タイプも出てきて、調理も出来るようになっているとのこと。しかし、小回りはバーナー+クッカーに劣ってしまうので購入は見送りました。
8.ライター・マッチ・ファイヤースターター
バーナーは点火装置付属してます。ただし着火しないことも普通にあるそうなので保険は必要になる。
また焚き火やグリルで炭焼き等するなら必須。ファイヤースターターは保険かな?
私はSOTOのポケトーチ(ライターで使えるミニバーナー)、保険に防水マッチを持っています。
ファイヤースターターはあれだ、マグネシウムを利用した火打石だ。火花がバッチバッチ出て濡れた後でもつかえるとか何とか。薪割りナイフに付属するタイプがあったんだけど、高くてやめちゃった…。4,000円とかだった気がします。
写真は下のカトラリーの項目に入れちゃいました。
9.クッカー
バーナーと対で使用する小型の鍋やフライパンのことです。アルミ製と鉄製、チタン製とかもある感じですね。最初は万能なアルミ製が良いよといわれて妄信的にアルミ。チタンは熱伝導が悪い、鉄は錆びるとかだったかな。
アルミ、いいっすよ。軽いし。
中にすっぽりOD缶が入るサイズがあるので、私はその丸型のOD缶サイズを使用しています。大小2個あると良いかも(鍋+蓋として使える)
モンベルで購入しました。
10.調味料
最低限しょうゆ・塩があれば良いです。僕みたいにキャンプで料理する場合はしっかり持っていきましょう。自転車キャンプで調味料にスペースを割けないと思うので、小分けにして持っていくことが基本になります。
僕は安い中華メーカーのNatureHikeの調味料入れを使っています。4つのミニ縦ボトルに平型容器が4つ入っていて、縦ボトルにしょうゆ・料理酒・みりん・ハーブ岩塩を平型容器1つに紅茶のティーパック、もう1個の容器は使わずにやまやの使いきりオリーブオイルを3本前後、更に顆粒だし・鶏がらスティックを入れました。
この中で問題になるのが油ですかね、漏れの心配やべた付きが発生しやすく普通の容器は避けたいので、僕のように使いきりタイプかもしくは密封性の高いナルゲンボトルの細口20mlがおすすめです。
NatureHikeの容器は最初からへこんでいて修復できなかったり、蓋が傷だらけだったりと品質管理が悪く、サイズ自体は使いやすいのでプラスマイナスゼロ。値段も考えればこんなものです。テントが何故か絶賛されていますが、大丈夫なのかな?
11.カトラリー
食卓用フォーク・ナイフ・スプーンのことです。ついでに箸もここで。
ナイフはほぼ必要ないです。僕は調理用ナイフがあるのでどうしても必要なら兼用するくらいですかね。フォークとスプーンはそれぞれ持っていってもかさばるので、兼用のスポーク(ホイールのスポークではない。ホイールとしか思えないけど。)を折りたたみ用を1本持っています。フォークは箸があれば要らないので、最悪スプーンだけでも可。箸も折りたたみで、持ち手が金属・先端が木製のものをモンベルで1膳購入。使いやすいです。
なにも無いなら割り箸でも可。
12.マグカップ
個人的にはチタンマグが絶対必要。でもキャンプするだけなら無くていい、そんな存在。
マグカップもステンレスとチタンがあります。ステンレスは安価・重めでチタンは高価・軽め・金属の匂いやアレルギーが無い。
もちろん樹脂性で魔法瓶みたいな保温性能があるものを使っても良いです。個人的にはキャンプで使う意味は無いのでやりませんが。
素材のほかに、金属製ならシングルかダブルの選択になります。シングルは保温・保冷能力皆無・直火OKで、ダブルは保温・保冷能力がそこそこあり・直火絶対禁止(破裂する)です。シングルチタンなら直火にかけて経年変化で渋さが味わえたり、新品を綺麗に脱脂して炙り、チタンブルーといわれる色出しが出来ます。
13.食器
持ち帰るゴミが増えるけど紙皿でもOK。僕はフォッジルズのソロセット。折りたたみ式の軽量食器です。かなり薄いので積載容量に余裕の無い自転車キャンプに有利。
14・15 調理用ナイフ・まな板
ナイフはOPINELの折りたたみステンレスナイフ#9です。ホントは8が欲しかったのですが、たまたま売り切れ。たぶん8が一番人気かな。
最初に選ぶならこれで良いんじゃないかと。切れ味抜群、ステンレスなので錆びの心配が少ないです。でも手入れはちゃんとしないとダメっぽい。
本格的な料理をしないにしても1本あるとなにかと良いかも?他に十徳ナイフがあったり、使わないと割り切る場合は無くてもOK。
まな板はMSRの折りたたみカッティングボード。軽量で使いやすいです。でも別に100均の薄いまな板でも問題なし。料理しないならそもそも要らない。
16.虫除けネット
そろそろこのキャンプ道具紹介記事を2つに分けなかったことを後悔し始めました。紹介するものが多い。
虫除けネットですが料理を残して席をはずすならあると良いかなと、小川コンセプトストアで購入しました。どちらかというと食器干しに活躍してます。
17.ミニテーブル
サイズと重量の相談になります。SOTOのフィールドホッパーが1アクションで取り扱いできて楽です。ただサイズが小さいので、もう少し大きめが良かったかも?とも思いました。テーブルは何かしらあった方が良いと思います。
18.ミニチェア
ヘリノックスが一番有名ですかね。そして高いです。パチノックスなら色んなメーカーから微妙に重くて安いものが出ているのでそちらでも。
ヘリノックスでソロとなると、チェアミニ・チェアゼロ・チェアワンあたりが候補になりますね。チェアミニはちょっと小さすぎて疲れるのでチェアゼロを選択。チェアゼロは500gくらいなので超軽いです(そして高いです)。ただ背もたれに体重を預けるとひっくり返るので快適性は△ですねぇ。
19.ランタン
これがちょっと困りものでして、小さいと持続時間と使い勝手が微妙で、大きいと重量で引っかかりスペースが足りません。ということで購入したのがこちら
CARRY THE SUN ソーラーランタン
折りたたみ式太陽光充電ランタンです。かなり薄く収納できて、使うときは広げるだけ。冬以外なら晴れの日に「外で」充電すれば1日でほぼ充電完了。窓際のとっとちゃんでは充電表示が出るものの充電率は1mmも進みません。
明るさは15~30ルーメン、テント内や手元の明かりを求めるくらいなら十分です。使用時間は10~15時間。充電に時間がかかること以外はかなり優秀ですね。
ミニサイズが別メーカーから出ているのでそれを買ってもいいかも。暖色と寒色系があります。
とはいえ、ランタン1つでは足りないのでモンベルで電池式コンパクトランタンを購入。最小7ルーメン&最大170ルーメンで最大光量で4時間までです。最大光量を使うことはまず無いので、30ルーメンくらいで20-30時間くらい持つと思います。ちょっと微妙かな。
あと持って言ってよかったのは救助用のハンディライト。
SEALAND RESCUE CS-28 ハンディライト
・メインライト(光速ビーム、要は懐中電灯 照射距離100~200m)
・サイドライト(180度ランタン)
・赤色灯
の3機能があり写真はサイドライトの状態です。
電池運用でIPX5、全方向に噴流水からの保護やある程度の防塵機能があります。尻尾に磁石が内蔵されているので鉄板にしっかりくっつきます、横に固定することも可能。
実は前職でお世話になった教官から教育課程を卒業する際に頂いたものです。ランタンだけでは夜中で歩いた際足元の詳細状況が分からないのでこれをもっていって正解でした。広くて分かりにくいキャンプ場じゃなければ無くても問題ないです。
20.モバイルバッテリ
ぶるべの記事で紹介しました例のやつ。何でも良いんですが、ジップロックに入れて運ぶなど防水には気をつけましょう。フル充電されたエネルギーは相当なもので、強い外力が加わると爆発することもあるほど。普段使い慣れていても危険物だと個人的に思っています。取り扱い注意。
21.レインウェア
天気予報と場所によります。僕は雨ならキャンプしませんが降水確率0%でも必ず持って行きます。上下モンベルの自転車用ですね。
22・23.タオルと着替え
サイクルジャージとレーサーパンツは着ていく1着だけ。夏はシャワールームで洗って外に干しておきます。キャンプ場で着る普段着と下着、タオル2枚を持っていくことにしています。流石に換えのサイクルウェアは持っていくスペースなし。
24・25 衛生用品と薬
歯ブラシとかボディシート、シャンプー、ボディソープとか。あと痛み止めや虫刺されように軽い外傷処置キット。髭剃りも。
26.ゴミ袋
キャンプは基本ゴミは持ち帰りです。実は最近キャンプ需要増加とともにゴミが問題になっており、ゴミを散らかして帰るというありえない人たちがいるらしいです。
子供でもきちんとできる最低限のマナーです。ゴミをそのままにするということはキャンプ場・他の利用客・環境にとって害悪です。ゴミ袋を持って行き持ち帰りましょう。そしてゴミが出ることを想定して持ち帰るスペースも確保しましょう。
まれに有料でゴミを捨てられるキャンプ場もあります、ありがたいです。
27~30 焚き火グリルセット
焚き火グリル・薪割りナイフ・ノコギリ・着火剤までをまとめて紹介します。目的は同一ですし。
焚き火グリルはゆるキャンΔで有名になった「笑'S コンパクト焚き火グリル B-6君」を購入。キャンプ場って直火禁止なところが多いんです。灰問題や、環境へのダメージがあるためですね。そんなとき焚き火が出来ちゃうアイテムが焚き火グリルになります。ついでに料理も出来ちゃう優れものというか、大抵料理使用がメインです。
焚き火グリルは色んなメーカーが出してるので探してみるといいと思います。
で、グリルを買っても単体では機能しないので、まず薪割りナイフが必要になります。それから横に切るためにノコギリ。鉈でも良いですが、とっても重いので自転車キャンプではおすすめしません。それから着火剤、着火剤は何でも良さそうです。火がつきにくい薪や炭があるので多めに持っていくほうが無難。
ナイフは安価で丈夫なモーラナイフ、メイドインスウェーデン。ノコギリはコニファーコーンの本格コンパクトノコギリをチョイス。ノコギリが税込み5000円弱と高いです。
そしてもしB6君を購入するなら注意点がいくつか。
・ステンレスとチタンの2素材がある。チタン高杉。
・更に基本セット・ハードロストルセット・グリルプレートセットなど種類がある。
・ロストル(薪受け用のパーツ)は普通のものだと熱で変形し、収納できなくなるらしくハードロストルに換装されたセットのほうを購入したほうが良い。
・肉を焼きたいならグリルプレート・もしくは網グリルを購入するか、最初から付属するセットを購入したほうが良い。
・ステンレスだけど超錆びる。お手入れは入念に。
・ついでにミニトングを購入すると良い。
31.虫除けグッズ
虫除けスプレー、蚊取り線香あたりです。もちろん長袖長ズボンが基本。
結構虫刺症って厄介でして感染のリスクにもなりえます。アナフィラキシーなんて全身症状が出ることは稀ですが、蜂や毒虫・蚊やアブ、ブヨとリスクを上げればキリがありません。まずは長袖長ズボンで予防することが大切です。
それと僕は小型の携帯用にスプレーと蚊取り線香を用意しています。 まぁ必須ですね。
32.銀シート
エマージェンシーシートとかサバイバルシートとかの商品名で売られています。主に防寒用のデカイ折り紙みたいなものです。遮熱シートですね。
銀一色のタイプと表面が金・裏面が銀のタイプがあります。金は太陽の熱を吸収するので寒いときに・銀は反射するので暑いときに、とか言われてますがエビデンスが記載されておらず使い分けの効果及び必要性は不明です。銀一色でも耐寒シートとして売られてますし。
33.軍手
グリルを使うにしろ使わないにしろ、焚き火するなら必須。しないならお好みで。
嵩張らないので1セットもっていっても良し、使わないから置いていっても良し。
34.ペグハンマー
無くても何とかなる。石があればそれで良し、芝や土で無い場合は逆に手で押し込める。重いのが問題で、無くていいと個人的には思っています。僕は持っていません。
経験が浅いのでいつか無くて困ることがある、のか・・・?
35.ウォータータンク
呼んで字の如く水をためるもの。ポリタンクのように嵩張るものではなく、何も入ってなければぺちゃんこになってコンパクト収納できるものです。
あった方がいいと感じたのは経験した4つのキャンプ場のうち2つ。
1つは渓流の川沿いサイトで、川を渡って川岸をあがらないと炊事場に到達できなかったため。もう1ヶ所はふもとっぱら。とても広いので炊事場までが遠く何回も行きたくないです。
最低2L、余裕が欲しいなら4L。僕はモンベルの4Lタイプを購入しましたが自立しにくいこと、そして蓋を開けるのが面倒なため2Lタイプでいいと思います。
他2つのキャンプ場は炊事場が目の前でタンクの必要性無し。炊事場に近い場所が必ず確保できるわけじゃないからあると良いです。
以上で紹介終了です。
他細かいところ
パンク対応キット・予備チューブ等いつも持って行ってるものも忘れずに。夏場であれば塩分補給物品、冬であればカイロ。
食器用除菌シートがあると洗い物をとりあえず大雑把に片付けることも可能です。
僕の場合絶対必要なのはカメラと三脚。キャンプ写真・星空キャンプが撮りたくて高級コンデジを買いましたので三脚と一緒にトップチューブバッグに入れています。
さて今回は長くなりましたがここまで。次回がようやく実際のキャンプ記事になります。